ハッタリ張ったり

今日は6-3で久しぶりに大きく勝ち越しでした。

そして先攻1後攻8でした。

いつもはこんなこと数えないのですが、開幕4連後攻だった時点で「あれ?今日先攻やってないな」と思い数えてみました。結局後攻は6連鎖で終了しました。

忍者に先攻とられても赤黄に先攻とられても珍獣に先攻とられても運がよければなんとかなります。

ただ運だけではなんですし今日はたまたま後攻でかなり勝ちを拾えたので、私なりの後攻での勝ちにつながっていると思う要素をあげますと、

 

「ソードダンサー」

「聖女の祈り」

「拒絶する世界」

「ジャッジメント」

「ワンダフルハンド」

「世界創生」

「ハッタリ」

 

これですね。

ソードダンサーは散々書いてますがベルゼが来るまで死なない、ベルゼが来ても聖騎士がいれば耐える、というのが強いです。相手がこいつの除去に躍起になると後半に出すエンジェルビルダーの生存率もあがります。

聖女の祈りは更地からの逆襲を大いにサポートします。後攻は更地になりやすいので非常に有効です。

前述のソードダンサー等によって、相手は強力なカードを組み合わせて有効に使えるようになるまで温存しがちになります。するとマコやカイムといったカードを並べつつデッキを掘り進んだりします。そこに拒絶する世界を使うことで相手の攻め手を緩めさせ、こちらは守りを固めてジャッジメントを狙いつつ自分の失った手札もワンダフルハンドで元通りという動きが狙えるようになります。

それでも相手が調子よくこちらを更地にしつづけたり、忍者やカンナやジャッジメントで速攻をかけられるとあっけなく負けてしまうこともあります。これを防ぐのが世界創生です。「創生さえなければ勝てる」という場面では相手はCPを全て吐ききってでも攻めてくるのが普通です。しかし、なければ勝てても創生があれば、勝てないどころか返しに祈りまりね突撃などというわからん殺しをお見舞いすることもできます。それでなくてもインペリアルクルセイドやジャッジメントに頼っているデッキには非常に有効です。

 

最後のハッタリですが、これは主にトリガーゾーンに刺してあるカードの読みあいを指します。

例えば今日実際にあった場面ですが、相手の先攻初手はリトルドラコ、こちらの初手はソードダンサーで無色を1枚伏せてターン終了。先攻2Rはサラマンダーを出してターン終了。

さてここの後攻2Rです。私はターン開始の瞬間にソードダンサーでアタックしました。

あなたがサラマンダーを出してる側だとしたらどうしますか?竜の咆哮はないとしますね。

今日これと全く同じ状態は実は2回ありました。相手の対応は、「リトルドラコでブロックする」「ブロックしない」というものでした。

ちなみに前者の時には歴戦の勇士を伏せており、後者の時は聖女の祈りを伏せていました。どちらの場合も相手は私の無色トリガーが歴戦の勇士であると想定して動いたのだと思います。攻撃を通した後は聖騎士を出してターンエンドです。

なぜ相手はサラマンダーでブロックしなかったのでしょうか。

サラマンダーが破壊されるリスクと1点取られるリスクを天秤にかけたとき、サラマンダーが破壊されるリスクの方が相手にとっては大きいです。加えてこちらがそのブラフを通して得る「ライフ1orリトルドラコの破壊」と通らなかった場合に起こる「ソードダンサーの破壊とレベル2サラマンダーの誕生」を比べると、「ブラフで突っ込むのはリスクが大きすぎる、ブラフではさすがに突っこんでこないだろう」と強い人ほど判断します(多分)。なのでサラマンダーでブロックするというのはなかなか心理的に難しいです。私も同じように歴戦警戒で攻撃を通して、直後に正体が魔法石だとわかることがたまにあります。

こんなハイリスクなもの以外にも黄色相手に人の業に見せかける無色トリガーをさして毘沙門降臨を若干躊躇させたり、珍獣相手に5体並べて無色を伏せることで3体出した時点でいちいち撤退させて庭の第二効果を封じたり相手の持ち時間を奪ったりすることも大切です。

これらのハッタリには弱肉強食のようなラグを発生させるものではなく、聖女の祈りや魔法石といったトリガーが有効です。

しかし、ハッタリはたまにホントウを仕込んでいてこそ活きるものだと思います。見破られたら大惨事になることもあるのでご利用は計画的にしましょう。